日本の競馬で活躍しているルメール騎手について

競馬レース

2昨年からJRA所属の騎手となっているクリストフルメール騎手は、とても優れた騎手です。何が素晴らしいのかと言うと、絶妙なポジション取りができるので、最後の直線で良い位置で伸びてくることができるのです。

さらに、コース取りも素晴らしいので、前が詰まって追えなくなり、足を余して負けるということが少ないのです。競馬において足を余して負けるということは、全力を出し切れていないということなので、馬券を買っているファンの不満は募るばかりです。

さらには、馬を追う動作に無駄がないので、馬に負担がかからないのです。だからルメール騎手が乗る馬は、最後ほとんどの場合、きっちり伸びてくるのです。
2016年の弥生賞でマカヒキに騎乗して2015年の2歳チャンピオンであるリオンディーズを負かしたレースは圧巻でした。リオンディーズの勝ちパターンだったにも関わらず、一気に差し切ってしまったのです。あの競馬は、馬も優れているのですが、騎手の腕も優れていなければできないレースでした。